10月の学習会(荻外荘巡検)

暦の上では白露となり、朝夕涼しくなる時期ですが、暑い日が続いています。

さて、10月の社会科学習会を下記のように予定しています。多くの方に参加していただけますことを願って、ご案内いたします。

日時:10月4日(土)午後2時30分~5時
集合場所:JR荻窪口南口(東側の改札)、東京メトロ丸ノ内線荻窪駅JR口改札を出た南口出口付近

行程:荻窪駅→中田家長屋門→西郊ロッチング→大田黒公園→荻外休憩棟→荻外荘→荻外荘公園→荻窪駅

<巡検のポイント>

① 郊外別荘地

・荻窪―「西の鎌倉、東の荻窪」と称されていた大正・昭和初期に開発された別荘地・郊外住宅地

・西郊(せいこう)ロッヂング…大正5年に東京・文京区本郷で創業した下宿屋「西郊」の新館が、昭和13年に荻窪に移転、増築されたもので、国の登録有形文化財

② 建築物としての荻外荘―大正天皇の侍医頭を務めた医師である入澤達吉が、昭和2年(1927年)に建てた別邸、設計者は日本初の建築史家、東京帝大工科大学教授 伊東忠太

③ 史跡としての荻外荘―近衞文麿が昭和12年に購入し、昭和15年の荻窪会談、昭和16年の日米開戦約2か月前の荻外荘会談が行われた場所

④ 戦後の荻外荘―近衛文麿が昭和20年12月16日に服毒自殺、玄関や数々の会談の場となった客間棟は豊島区に移築されたが、荻窪への再移築を行い、昭和15年から昭和16年の姿に復原

当日は峯岸 誠先生に案内いただき、戦後80年の年、戦前戦後の歴史や東京の街の変遷を学び、社会科教育に活かしていきたいと思います。

 新規に参加をご希望の方は、こちらまでご連絡をください。荻外荘に参加人数を連絡するためです。所属、氏名、参加の有無で結構です。よろしくお願いいたします。

社会科学習会ホームページ

社会科学習会は、若手教員を中心に、中学校社会科の指導法や教材開発等について学びを深めたい人たちが集う会です。会長の峯岸誠先生(元 玉川大学教授、元全中社研会長)、岩谷俊行先生(元全中社研会長)のもと、東京都内で基本的に月一回定例会を開き、年に一回は巡検を行っています。学習会への参加は随時受け付けています。社会科の力を付けたい先生方、一緒に勉強しましょう!

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