平成28年度 第8回巡検のお知らせ(追記あり)

お待たせいたしました。今年度の巡検の日程が固まりましたのでお知らせいたします。

予定を調整いただき,ぜひご参加ください。百聞は一見にしかずです!

今年は,大河ドラマ「真田丸」で注目されている沼田市を舞台に,歴史と,河岸段丘などの地形を見に出かけます。


実施日: 平成28年10月23日(日)

行先: 群馬県沼田市方面

持ち物:地形図(沼田、猿ヶ京)、方位磁石、カメラ等をお忘れなく。

集合場所と時間: 東京駅 新幹線ホーム21番線(8:45頃までに)

行程:

   8:52  東京駅 発 (各自で Maxとき・たにがわ309号に乗車)

 10:06  上毛高原駅 着・集合(みなかみ町)

 10:20発 レンタカーに乗車

 10:30  名胡桃城址(みなかみ町) 着 ⇒30分ガイド付(DVD上映7分含む)

名胡桃城址 群馬県指定史跡(みなかみ町) | 群馬県の観光スポット・旅行・温泉・地域情報[WEB群馬]

名胡桃城(なぐるみじょう)は、利根川と赤谷川の合流地点の東西の右岸の段丘上に築城された城で、史料によれば、天正7年利根に進行した真田昌幸によって現在の城址に築城されたとされています。 発掘により、名胡桃城址の般若郭には古い居館の址が明らかとなり、掘っ建て柱による建物20ケ所が確認されています。これは名胡桃氏(沼田景久の子 景冬が名胡桃氏を称した)の居館であったと推定されています。 名胡桃城址は、NHK大河ドラマ「真田丸」の放映に伴い、平成27年(2015年)6月から12月にかけて、土塁などの一部を復元する保存整備工事が行われました。 東西を山に囲まれた利根・沼田周辺は、鎌倉時代から戦国時代にかけて沼田氏が支配していたが、戦国時代の天文の頃、小田原の北条氏が利根に進行し利根沼田一帯は北条氏の支配となった。永禄3年(1560)越後の上杉謙信が三国峠を越えて進攻し、山城や砦を攻略し、北条氏の城となっていた沼田城を手中にし、天正6年(1578)上杉謙信が春日山城内で急死すると、北条氏が沼田に進攻し、再び北条氏の支配となった。 謙信が没した翌天正7年~8年にかけて、武田勝頼の命により真田昌幸が吾妻の岩櫃城、利根に入って名胡桃城を始め山城や砦を攻略し天正8年沼田城を調略した。その後、真田氏と北条氏の間で攻防が続くが、天正17年(1589)、関白豊臣秀吉の調停で東と赤谷川の左岸を北条領、西(名胡桃城)を真田領とする裁定を下したが、北条氏の沼田城代となった猪俣邦憲が調略により名胡桃城(城将の真田昌幸家臣 鈴木主水は割腹)を不法に攻略してしまった。 この名胡桃事件に激怒した秀吉は、大名間の私闘を禁じた惣無事令に反したとして、天正17年11月北条氏に対して戦いを宣し(宣戦布告)、全国の大名に命じて小田原攻めを開始し、天正18年小田原の役が勃発した。 名胡桃城は、北条氏の滅亡後、役割を終え廃城となった。 現在は写真右側の山の木に遮られ沼田城址をみることができません。このささ郭は、本郭から外に対してむき出しにならないように設けられた郭で、先端側には袖郭と物見が続き、尾根づたいに下方に通じていました。 ピンバック: 水上ホテル聚楽 群馬県水上温泉メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です名前 * メールアドレス * ウェブサイト コメント

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 11:10発 

 11:20  沼田駅(沼田市) 着 

      ⇒河岸段丘の底面。跨線橋に登ると、段丘上に市街地があるのがわかる。

 11:30発 

 11:50  食事処 あづま 着 昼食。ご当地グルメのえだまめメンチが味わえる。

 12:30発

 12:50  沼田城址公園 着 ⇒30分ガイド付

 13:30発   

 13:40  グリーンベル21 着 真田丸展開催中(大河ドラマ放映期間限定)

 14:20発 

 14:50  河岸段丘ビューポイント 着

      ⇒利根沼田望郷ライン途中にあり。展望台あり。

 15:10発

 16:00  上毛高原駅 着

 16:15発 Maxとき330号に乗車

 17:28  東京駅 着 

 その後,反省会を予定しております。


費用: 巡検が近づきましたら,参加者にお知らせいたします。

 ちなみに,新幹線の料金は片道5390円(往復で10780円)となります。


参加申し込み: 社会科学習会に普段ご参加でない方で,巡検への参加を希望される場合は,会長までご連絡ください。

 社会科学習会会長  峯岸 誠(前 玉川大学教授)

 メール  mine_m_h★d2.dion.ne.jp

 FAX 03-3311-2492

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社会科学習会ホームページ

社会科学習会は、若手教員を中心に、中学校社会科の指導法や教材開発等について学びを深めたい人たちが集う会です。会長の峯岸誠先生(元 玉川大学教授、元全中社研会長)、岩谷俊行先生(元全中社研会長)のもと、東京都内で基本的に月一回定例会を開き、年に一回は巡検を行っています。学習会への参加は随時受け付けています。社会科の力を付けたい先生方、一緒に勉強しましょう!

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